コラム

コラム · 2021/01/12
 もう随分前の話ですが、私が以前勤務していた会社で、取扱う商品をブランド化するため、商品名のロゴを有名な書家の先生に書いていただいたことがありました。  その書体は独特で、大変特徴的でした。  会社では、そのロゴを用いて看板やパンフレットなどを製作し、販促活動に使用しました。...
コラム · 2021/01/03
 業務委託契約書の中には、「制作物に関する著作権は委託者に帰属する」というような規定も見受けられますが、これは非常に曖昧で、リスクの高い書き方だと言わざるを得ません。...
コラム · 2021/01/03
 パンフレット、ホームページ、コンピュータ・プログラム、CMなどの制作を外注したり、制作を請負ったりするときには、発注者と受注者の間で業務委託契約書を作成し、締結していると思います。...
コラム · 2018/04/17
 「相殺」というのは債務の弁済方法のひとつで、民法第505条以下に規定されています(「殺す」なんて、字面は悪い)。  民法第505条には、「二人が互いに同種の目的を有する債務を負担する場合において、双方の債務が弁済期にあるときは、各債務者は、その対当額について相殺によってその債務を免れることができる。」とあります。...

コラム · 2018/04/13
 個人で商品を製造・販売している人がいましたが、その屋号が全国的に有名なチェーン店の店名と同じでした。その個人事業者はネット販売などで販路を広げたいと考えていますが、商品に屋号を表示しても大丈夫でしょうか?  この問題について、商法や会社法における商号、商標法における商標、不正競争防止法の観点から考察してみたいと思います。...
コラム · 2018/04/12
 以前から一般企業を標的にした暴力団がらみの事件はたくさんありました。  そういう事件に巻き込まれた場合、企業は警察に相談するなど、個別に対処していたと思われます。  しかし、平成19年に政府の犯罪対策閣僚会議が「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針について」(政府指針)を公表してからガラッと様相が変わりました。...
コラム · 2018/04/11
 比較的使用頻度の高い契約書に「業務委託契約書」があります。  これは他人の労務を目的とする契約の一種ですが、民法上の請負契約になるのか、委任契約になるのか紛らわしいことが多く、実務的には印紙が必要か不要かで迷うことが間々あります。請負契約は課税文書ですが、委任契約は不課税文書であり、費用面で大きな差が出るからです。...
コラム · 2018/04/10
 契約書を作成した時に、意外と迷うのが印紙税です。  頻繁に使う定型的な契約書は別として、あまり扱ったことのない内容の契約書や新しく書き起こした契約書などの場合、課税文書に当たるのかどうか、何号文書になるのか、記載金額はいくらになるのかの判断は、沢山の契約書を取り扱っていても迷うことがあります。...
コラム · 2018/04/06
 新聞報道によると、「国内有数の金魚産地、奈良県大和郡山市の商店街に4年間設置されてきた電話ボックス型の金魚の水槽が、現代美術作家の作品と酷似しているとの指摘を受け、近く撤去されることになった。」(2018年4月5日、YOMIURI ONLINE)とのことです。  報道で知り得たことのみに基づいて、私見を述べてみたいと思います。...
コラム · 2018/04/04
 一般的な文書では、その文書の作成日付を示すものとして、文書の上部や末尾に日付を書きます。  契約書の日付は、通常、作成日付=締結日付と解されますが、同時に効力発生日の意味も持たせていることがあり、実務的には《 契約書作成日 =契約締結日= 契約の効力発生日 》として日付を記載することが多いのではないでしょうか。...

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