カテゴリ:契約書



コラム · 2021/01/03
 業務委託契約書の中には、「制作物に関する著作権は委託者に帰属する」というような規定も見受けられますが、これは非常に曖昧で、リスクの高い書き方だと言わざるを得ません。...
コラム · 2021/01/03
 パンフレット、ホームページ、コンピュータ・プログラム、CMなどの制作を外注したり、制作を請負ったりするときには、発注者と受注者の間で業務委託契約書を作成し、締結していると思います。...
コラム · 2018/04/17
 「相殺」というのは債務の弁済方法のひとつで、民法第505条以下に規定されています(「殺す」なんて、字面は悪い)。  民法第505条には、「二人が互いに同種の目的を有する債務を負担する場合において、双方の債務が弁済期にあるときは、各債務者は、その対当額について相殺によってその債務を免れることができる。」とあります。...

コラム · 2018/04/12
 以前から一般企業を標的にした暴力団がらみの事件はたくさんありました。  そういう事件に巻き込まれた場合、企業は警察に相談するなど、個別に対処していたと思われます。  しかし、平成19年に政府の犯罪対策閣僚会議が「企業が反社会的勢力による被害を防止するための指針について」(政府指針)を公表してからガラッと様相が変わりました。...
コラム · 2018/04/11
 比較的使用頻度の高い契約書に「業務委託契約書」があります。  これは他人の労務を目的とする契約の一種ですが、民法上の請負契約になるのか、委任契約になるのか紛らわしいことが多く、実務的には印紙が必要か不要かで迷うことが間々あります。請負契約は課税文書ですが、委任契約は不課税文書であり、費用面で大きな差が出るからです。...
コラム · 2018/04/10
 契約書を作成した時に、意外と迷うのが印紙税です。  頻繁に使う定型的な契約書は別として、あまり扱ったことのない内容の契約書や新しく書き起こした契約書などの場合、課税文書に当たるのかどうか、何号文書になるのか、記載金額はいくらになるのかの判断は、沢山の契約書を取り扱っていても迷うことがあります。...
コラム · 2018/04/04
 一般的な文書では、その文書の作成日付を示すものとして、文書の上部や末尾に日付を書きます。  契約書の日付は、通常、作成日付=締結日付と解されますが、同時に効力発生日の意味も持たせていることがあり、実務的には《 契約書作成日 =契約締結日= 契約の効力発生日 》として日付を記載することが多いのではないでしょうか。...
コラム · 2018/04/03
 会社での取引では、業者に見積書を出してもらい、その内容で良ければ注文書を出すということが行われます。注文書に対して業者の方から注文請書が出されることもあります。このような書面のやり取りを経て契約が成立します。この場合、契約の成立という観点では、見積書の提示は申込みに当たる当たるのでしょうか。注文請書は何に当たるのでしょうか。...
コラム · 2018/04/02
 契約書には、通常、末尾に当事者双方が記名押印する欄があります。ここは誰の名前にするべきでしょうか。  個人で契約する場合は、本人の名前にすれば問題ありません。会社であっても、「契約書は全て代表者名で締結しています」ということであれば、特に問題にはなりません。...
コラム · 2018/04/01
 契約は、相手方に対して権利を得、義務を負うこととなる、法的拘束力を持つ約束です。  法律上、契約は、申込みと承諾という双方の意思の合致のみで成立することとされており、一部の例外を除き、書面作成など、一定の様式、形式を整えることは必要とされていません。...

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